はじめまして
キャリアカウンセリング Office SORAの守屋と申します。
トップページやプロフィールで記載してあることと重複してしまいますが、少しだけ、私の話をさせていただきます。
私は、「悩んでいる人の気持ちが少しでも軽くなるためのお手伝いがしたい」という想いからカウンセラーを目指しました。
カウンセラーになるまで
新卒で入社した会社で技術系の団体職員として27年間勤めた後、残りの職業人生をカウンセラーとして生きていくと決意をし、47歳で就職支援機関に転職をして現在に至っています。
初職の仕事が嫌になって転職したわけではなく、働いていく中で「悩んでいる人の力になりたい」という気持ちが徐々に強くなっていき、カウンセラーを目指し踏み出しました。
明確なきっかけがあったわけではないのですが、結婚、夫婦での新しい生活、子の誕生、子育て、そして職業人としての経験の積み重ねなど、環境の変化や新しい経験によって自分の価値観が少しずつ変わっていったことがきっかけになっているのかと感じています。
でも、たぶん根っこには、親に厳しく育てられ、自分の意思をあまり尊重してもらえなかったという寂しい経験から、「人の気持ちを大切にしたい」「人の意思を尊重したい」という学童期の満たされなかった気持ちがベースにあるのだろうとも感じています。
カウンセラーになるために本格的に勉強を始めたのが35歳(入社後15年目)の時で、大学(通信学部)の心理学部に入学して心理学の基礎を学ぶことからスタートしました。
大学を卒業後、「産業カウンセラー」と「キャリアコンサルタント」の資格を取得し、カウンセラーになるための最低限の準備を45歳(入社後25年目)で整いました。
この間、10年ほどの歳月を費やしたのですが、よく諦めずに根気強く頑張れたものだと我ながら感心しています。
想像していた以上に仕事と勉強の両立は大変で、少々、健康を害してしまったこともありましたが、なんとか乗り切ることができました。
転職後は、キャリアカウンセラーとして就労支援の仕事に従事しましたが、カウンセラーを目指そうと思った当初は、実は「キャリア」という部分はあまり意識していなかった分野でした。
少し余談になりますが「キャリア」とは、狭義には職業や職務のこと、広義には人生や生き方を意味するものです。
大学での心理学と産業カウンセラーの勉強の中で、キャリアについて深く考えることが度々ありました。
それは、人の悩みの多くは、「働くことにかかわっている」ことが多いのではないかということです。
この考えがキャリアコンサルタントの資格取得のきっかけとなり、現在につながっています。
悩みの多くは働くことに関係している
生きていく中で、「働くことにかかわっている」時間って長いと思いませんか?
人生100年時代といわれるようになった現代ですが、仮に100歳まで生きるとした場合、
・0歳から18~22歳まで : 学生として勉強する期間 約20年間
・18~22歳から70歳まで: 社会人として働く期間 約50年間
・70歳から100歳まで : 老後生活を送る期間 約30年間
ざっくりですが、こんな感じになるでしょうか。
学生として勉強するのは、これから先、社会人として生きていくための力を身につけるためなのだと思います。
そして、社会人になると50年間くらい働くことになり、1日の稼働時間の半分以上を働く時間に当てて過ごすことが多くなるでしょう。
私たちは働くために生まれてきたわけではないのですが、「働くこと」が生活に影響してしまうということは、どうも避けられない宿命的なもののように感じます。
例えば・・・
・就職(転職)活動の悩み
・仕事内容の悩み
・職場の人間関係の悩み
・家庭と仕事の両立の悩み
・健康の悩み
・お金の悩み
・恋愛の悩み
など、仕事に対して直接的なものと、間接的なものがあるのですが、いずれにしても「働くこと」にかかわっていたり、「働くこと」がかかわってきたりする悩みなのだと思います。
キャリアカウンセラーとして生きていく決意
私が残りの職業人生をキャリアカウンセラーとして生きていくと決意したのは、このように「働くこと」が人生に大きな影響を与える存在だと感じたからです。
先ほど「キャリア」について少しお話ししましたが、一般的に使われている「キャリア」は、職業や職務などを表す狭い意味のものですが、私はこの「キャリア」を人生や生き方といった広い意味で捉えて向き合っていきたいと思っています。
私が目指しているキャリアカウンセラーは、相談者が抱えている就職活動の悩み、人間関係の悩み、働く意味、生きる意味などの幅広い悩みについて、その人らしく生きていけるような解決方法を一緒に考え、そっと背中を押すことができるようなカウンセラーです。
あなたらしく過ごせるひと時が増えるように、キャリアカウンセラーとしてお付き合いさせていただきたいと願っています。
コメント